突然ですが、質問です。
「あなたは白ご飯をおいしいと思いますか?」
おかずなどと一緒に食べなくても白ごはんを美味しいと思えるでしょうか?
実は、この質問の答えが「NO」だった場合、太りやすい傾向にあるんです!
一見、関係ないように見える質問ですが大きな関係があります。
その鍵を握るのが「舌」なのです。
今回はこれらを考えていきたいと思います。
太りやすい人の舌の特徴を見ていきましょう。
この記事を書いた人
今年4月の体重77.4kg→3ヶ月で-10kg達成
本や論文を読み漁りダイエットや健康に関する知識を獲得し、その情報を発信してます。
新しい基本味
あなたは人間の味覚が感じ取れる「基本味」というものを知っていますか?
基本味は甘味、酸味、苦味、塩味、うま味の5つで構成されてる感覚ですね。
この5つは知ってる人がほとんどだと思います。
しかし将来的には、この5つに加えて新しい基本味が追加されるかもしれないということを知ってますか?
その新しい基本味が「あぶら味」なんです!
あぶらの味は他の基本味と違う脳への伝わり方をするんじゃないか、という研究があるのです。
つまり、あぶらには特有の味があるかもしれないということですね。
そして、このあぶら味が太りやすいかどうかに関わってくるのです!
詳しくお話します。
太りやすい人の舌の特徴
では、このあぶら味と太りやすさにどのような関係があるのでしょうか?
あぶら味は油を感じ取るための感覚です。
それが正常に働いていれば、油をある程度感じ取ると満腹感を感じて食べる量が抑えられるようになってます。
しかし中には、あぶら味をあまり感じない「鈍感な舌」な人がいるんです。
あぶら味を感じないと満腹感が得られずに食べ過ぎが起こってしまいます。
つまり、太りやすい人の舌の特徴は「あぶら味に鈍感な舌」ということです!
このような特徴を持ってる場合は食べ過ぎに気をつけないとどんどん太ってしまいます。
でも、自分が鈍感かどうかなんてどうやって判断するの?
みたいに思う人もいるでしょう。
ここで、冒頭の質問に戻ります。
「あなたは白ご飯をおいしいと思いますか?」
これで「NO」と答えた人はあぶら味を感じづらい状態かもしれません。
「白ご飯だけで食べても何か物足りない...」みたいな人は注意ですよ。
あぶら味を感じづらい状態だと、油が少ないと物足りないと感じるようになります。
その結果、油っこいものを多く食べるようになってしまうので白ご飯だと物足りなく感じてしまうのです。
あぶら味を感じづらい状態の場合は、少しずつ油の量を減らしていって慣らしていくといいでしょう。
油の摂取する量が減っていけばあぶらの味に敏感になっていきます。
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